「ワンルーム投資の利回りってどのくらいが普通なの?」「利回り8%の物件を見つけたけど、これは高いの?低いの?」こんな疑問を持つ方は多いです。
利回りの相場を知らないと、割高な物件を掴んでしまったり、逆にお買い得な物件を見逃してしまったりします。エリアごとの相場感を身につけることが、正しい投資判断の第一歩です。
この記事では、ワンルーム投資のエリア別利回り相場と、正しい利回りの見方・計算方法を解説していきます。利回りに惑わされない目を養いましょう。
ワンルーム投資の利回り相場
東京23区
- 新築:表面利回り3.5〜4.5%
- 中古(築10〜20年):表面利回り4.5〜6.0%
- 中古(築20年以上):表面利回り5.5〜7.5%
大阪市内
- 新築:表面利回り4.0〜5.0%
- 中古:表面利回り5.0〜7.0%
地方都市
- 新築:表面利回り5.0〜7.0%
- 中古:表面利回り7.0〜10.0%
地方ほど利回りは高いですが空室リスクも高いです。利回りの数字だけで判断するのは危険です。
利回りは「エリアの相場」と比較して判断しましょう。相場より高い物件は「なぜ高いのか」を確認。相場より低い物件は「割高」の可能性があります。
表面利回りと実質利回りの差
ワンルームの場合、表面利回りから実質利回りを出すと、だいたい1〜2%下がります。表面利回り5%なら実質は3〜4%くらいが現実的です。
差し引かれる経費の内訳は以下の通りです。
- 管理費・修繕積立金:月1.5〜3万円
- 固定資産税:年5〜15万円
- 管理委託料:家賃の3〜5%
- 火災保険料:年1〜3万円

利回りが高い物件の注意点
高利回り=良い物件ではない
利回りが高いのは「物件価格が安い」からです。安い理由が「立地が悪い」「築古で修繕が必要」「空室が多い」なら、見かけの利回りは全く意味がありません。
「想定利回り」に要注意
空室なのに「満室想定」で計算された利回りは当てになりません。現在の入居状況に基づいた「現行利回り」で判断しましょう。
利回りを上げる方法
- 購入価格の交渉で取得コストを下げる
- リフォームで家賃を適正に上げる
- 管理費の見直しで経費を下げる
- 融資条件の改善(金利交渉・借り換え)で返済額を下げる

よくある質問(Q&A)
Q. 利回り何%以上なら買っていい?
エリアの相場と比較して判断しましょう。東京23区なら実質利回り3%以上、大阪なら4%以上が一つの目安です。
Q. 利回りが低い物件にメリットはある?
利回りが低い=物件価格が高い=立地が良い場合が多いです。空室リスクが低く、資産価値が維持されやすいメリットがあります。
Q. 新築の利回りが低いのはなぜ?
新築プレミアムで物件価格が高いからです。同じ家賃でも購入価格が高い分、利回りは低くなります。
Q. 利回り計算で見落としがちな経費は?
退去時の原状回復費、入居者募集時の広告費、固定資産税、空室期間中の管理費・修繕積立金などです。これらを含めると実質利回りはさらに下がります。
不動産会社の広告に載っている「利回り」は、ほぼ全て「表面利回り」かつ「満室想定」です。実際の手取りは広告の数字よりかなり低くなることを理解しておきましょう。
まとめ
- 東京23区の中古ワンルームは表面4.5〜6.0%が相場
- 必ず実質利回りで判断する(表面から1〜2%引く)
- 高利回りの裏にはリスクがある
- 「想定利回り」ではなく「現行利回り」を確認しよう
- エリア相場と比較して割高でないか判断しよう
不動産市場データはレインズマーケットインフォメーションで確認できます。利回り計算はLIFULL HOME’S投資のツールも便利です。
