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JPリターンズの料金と仕組み|3つの賃貸管理プランと費用構造を解説

投資会社・サービス

都心の中古ワンルームマンション投資を扱う会社として名前が挙がるJPリターンズ。公式サイトを見ると「家賃保証」「原状回復費無料」といった言葉が並びますが、具体的にどんな仕組みで、どこに費用がかかるのかまでは読み取りにくいと感じた方も多いはずです。

不動産投資では、物件価格だけでなく購入時・保有中・売却時のそれぞれで費用が発生します。加えて、賃貸管理をどのプランで委託するかによって、毎月の手残りとリスクの持ち方が大きく変わります。

この記事では、JPリターンズの料金構造とビジネスモデル、そして3つの賃貸管理プランの違いを整理します。評判や口コミについては別記事で扱いますので、ここでは仕組みとお金の流れに絞って解説します。

ナビ助
ナビ助
「家賃保証」って言葉が出てきたら、必ず中身を確認するクセをつけよう。会社ごとに仕組みが全然違うんだ。

JPリターンズの会社概要とビジネスモデル

数字で見る会社の規模

費用の話に入る前に、どのくらいの規模で物件の売買と管理をしている会社なのかを数字で押さえておきます。

見る点 公表されている数字・情報
管理している部屋の数 7,711件(2026年3月末時点)
入居率 99.98%(2026年3月末時点)
事業を始めた時期 2002年11月
資本金/従業員 9,000万円/200名
拠点 本社(東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング23階)、大阪支店(大阪市北区梅田)

※J.P.Returns公式サイトの会社案内に掲載されている数値です。

運営しているのはJ.P.Returns株式会社(代表取締役社長 江馬 由将)で、宅地建物取引業の免許(国土交通大臣(1)第10826号)と賃貸住宅管理業者の登録(国土交通大臣(02)第000889号)を受けています。管理戸数や入居率は、どの時点で数えたかによって上下します。表の数字は「2026年3月末時点の値」として受け止め、申し込みの前には公式サイトの最新の値を見直してください。

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投資家から見た事業の並び

会社案内に載っている業務内容を、投資家がお金を払う場面ごとに並べ直すと次のようになります。

  • 部屋を買うとき:不動産の売買・販売・仲介、中古不動産のリノベーション(企画・設計・施工・販売)
  • 部屋を持っている間:賃貸の管理
  • 保険に入るとき:生命保険・損害保険の代理店
  • そのほか:不動産の企画・開発

仕入れた中古の部屋に手を入れて販売し、売ったあとの賃貸管理も同じ会社が引き受ける形です。そのため、購入代金・保有中の管理費用・保険の相談が、ひとつの窓口で続けて進みやすい構造になっています。

会社の収益はどこから生まれるか

投資家の側から見ると、同社に支払うお金は主に次の3つの経路をたどります。

  • 物件の購入代金:同社が売主となる取引では、仕入価格と販売価格の差が同社の利益になります
  • 賃貸管理の委託費用:購入後、選んだプランに応じて継続的に発生します
  • 保険の契約:保険代理店事業を持っているため、火災保険等の契約を通じた手数料収入があります

この構造を理解しておくと、提案を受けたときに「どの部分が会社の収益になっているのか」が見えるようになります。それ自体は何も問題のあることではなく、仕組みを知ったうえで条件が妥当かを判断するための材料です。

中古ワンルーム投資の仕組みを本で一通り押さえておくと、提案された条件を落ち着いて比べやすくなります。

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ナビ助
ナビ助
会社がどこで儲けてるかを知るのは、疑うためじゃないよ。条件が妥当かを自分で判断するために必要なんだ。

JPリターンズの仕組みを動画で確認する

3つの賃貸管理プラン

同社の公式サイトでは、賃貸管理のプランとして「家賃保証プラン」「賃貸管理代行プラン」「収支重視プラン」の3つが案内されています。それぞれ仕組みが異なるため、順に整理します。

家賃保証プラン

同社が物件を借り上げて運用する形式です。入居者がいるかどうかにかかわらず、オーナーには定額の賃料が支払われます。空室のリスクを同社側が引き受ける代わりに、受け取る金額は実際の家賃より低く設定されるのが一般的な構造です。

公式サイトでは、契約後の10年間は毎月の家賃収入に変動がないことを約束する内容が案内されています。契約は初回以降2年ごとの更新とされています。

あわせて、入居者の退去時に発生する原状回復費がかからないという内容も案内されています。これらの条件がどの範囲まで適用されるのか、除外される事項は何かは、必ず契約書の条文で確認してください。パンフレットの表現と契約書の条文は、細部で意味が異なることがあります。

賃貸管理代行プラン

入居者募集、家賃の集金、クレーム対応、退去手続きといった管理業務を同社が代行し、オーナーは入居状況に応じた家賃を受け取る形式です。

入居中は家賃保証プランより多くの収入が期待できる一方、空室の期間は収入が途絶えます。収入の期待値を取るか、収入の安定を取るかという選択になります。こちらも2年ごとの更新とされています。

収支重視プラン

首都圏エリアを対象としたプランとして案内されています。名称のとおり収支面を重視した設計ですが、適用条件や内容は物件やエリアによって変わるため、該当するかどうかは個別に確認が必要です。

設備保証オプション

室内の設備が故障した際の出費に備える定額制のオプションも用意されています。エアコンや給湯器の故障は突発的に、しかもまとまった金額で発生します。1部屋だけを保有している段階では、この不意の出費が年間の手残りを大きく削ることがあるため、検討する価値のある仕組みです。

注意

各プランの手数料や保証の条件は改定されることがあります。この記事では具体的な金額を記載していません。契約前に必ず公式サイトまたは担当者から最新の料金と条件を取り寄せ、書面で確認してください。

プランを切り替えられるか

賃貸管理代行と家賃保証は、途中で切り替えることが可能とされています。ただし切り替えの条件やタイミングは契約内容によるため、事前に確認しておきましょう。保有戸数が増えて空室リスクを分散できるようになったら管理代行に、という組み替えを想定しているなら、その柔軟性は重要な条件になります。

ナビ助
ナビ助
1戸目は保証型で安心を買って、増えてきたら代行に切り替える。そういう組み立て方もアリだよ。

JPリターンズの公式サイトはこちら

家賃保証を検討するときの確認事項

家賃保証(サブリース)は、契約内容を読み込まずに契約するとトラブルになりやすい領域です。国も注意を促しており、賃貸住宅管理業法によって契約前の重要事項説明が義務付けられています。

国土交通省の賃貸住宅管理業法ポータルサイトには、サブリース事業者に課される規制の内容が整理されています。説明を受ける前に一読しておくと、抜けている項目に気づけます。

  • 保証される賃料の額と、その見直しの時期・条件
  • 保証が適用されない場合(免責期間の有無、災害時の扱いなど)
  • 契約期間と更新の条件
  • オーナー側から解約する場合の条件と予告期間
  • 原状回復費や修繕費の負担範囲と、除外される項目
  • 物件を売却する際に契約がどうなるか

特に確認したいのが解約の条件です。保証があること自体はメリットですが、やめたくなったときに抜けられるかは、契約時点では意識されにくいポイントです。将来の売却を視野に入れているなら、必ず条文を確認しましょう。

サブリースを含む管理契約の考え方は、賃貸経営の本で確認しておくと、条文を読む際の手がかりになります。

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投資家が負担する費用の全体像

購入時にかかる費用

費用の名目 内容
物件価格 本体の購入代金。頭金と借入に分かれる
登記費用 登録免許税と司法書士報酬
ローン事務手数料・保証料 金融機関により異なる
火災保険料・地震保険料 補償内容と期間で変動
印紙税 売買契約書・金銭消費貸借契約書に貼付
不動産取得税 購入から半年前後で納税通知が届く
固定資産税等の精算金 引渡日を基準に日割り精算

保有中にかかる費用

  • ローンの元利返済
  • 賃貸管理の委託費用(選んだプランによる)
  • マンションの管理費・修繕積立金
  • 固定資産税・都市計画税
  • 火災保険料の更新
  • 設備の修理・交換費(保証オプションの有無による)

修繕積立金は築年数の経過とともに値上がりするのが一般的です。購入時の金額が続く前提で収支を組むと、10年後に想定が崩れます。長期修繕計画と過去の値上げ履歴は、購入前に必ず確認したい資料です。

売却時にかかる費用

  • 仲介手数料
  • 抵当権抹消の登記費用
  • 譲渡所得税・住民税(売却益が出た場合)
  • ローンの繰上返済手数料

譲渡所得税は所有期間によって税率が変わります。所有期間5年を境に扱いが分かれるため、売却時期は税負担も含めて検討する必要があります。詳細は国税庁の長期譲渡所得の税額の計算で確認できます。

収支を自分で検証する

前提条件を洗い出す

提示される収支シミュレーションについて、空室期間、家賃の下落率、修繕積立金の値上がり、金利の想定を必ず確認しましょう。前提が楽観的であるほど、表の数字はきれいに見えます。

家賃保証プランの試算を見るときは、保証賃料の見直しがある前提で計算し直してみてください。見直し時に賃料が下がった場合でも返済が続けられるか——ここが確認すべき核心です。

手を動かして計算する

提案書を眺めているだけでは、数字が自分にとって何を意味するのかが見えてきません。表計算アプリで自分なりに組み直す、面談中に関数電卓でその場で確かめる。この作業が判断の精度を上げます。

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用語の意味が曖昧なままだと、そもそも何を計算し直せばいいのかが分かりません。『世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生』(浅井佐知子/ソーテック社)のような入門書を1冊通しておくと、収支表のどこを見ればいいかが掴めます。

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注意

不動産投資に元本保証はありません。家賃保証が付いていても、それは空室時の収入を補う仕組みであって、投資元本を保証するものではありません。空室、家賃下落、金利上昇、売却時の価格下落といったリスクは常に存在します。

ナビ助
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「家賃保証」と「元本保証」は全然ちがうもの。ここを混同すると危ないから、しっかり区別しておこう。

他社と条件を比べるときの視点

名目ではなく総額で並べる

会社によって費用の名目の付け方は異なります。手数料の有無だけで比べても実態は見えません。物件価格+購入諸費用の合計で並べて初めて、同じ土俵での比較になります。

保証の「中身」を横に並べる

家賃保証と一口に言っても、保証される割合、見直しの周期、免責期間の有無、解約条件は会社ごとに違います。「保証あり/なし」の二択で比べるのではなく、条件を項目ごとに表にして並べてみると差が見えてきます。

売却時の自由度を確認する

購入時の条件だけを比べて、出口の話を確認しないケースが多く見られます。将来売るときにその会社を通す必要があるのか、他社に依頼できるのか、保証契約は売却時にどう扱われるのか。出口の自由度は購入時にはコストに見えませんが、後から効いてきます。

担当者に不利な情報を尋ねる

「この物件のデメリットは何ですか」「うまくいかないのはどんなケースですか」と直球で聞いてみましょう。答えられるかどうかで、その後の付き合い方の見当がつきます。

ナビ助
ナビ助
保証の条件を項目ごとに書き出して並べるだけで、各社の違いがはっきり見えるよ。面倒だけどここは手を抜かないで。

JPリターンズの資産形成の動画を見てみる

費用の説明を聞く前に整えておく材料

プランや費用の説明は、聞く側の材料がそろっているほど具体的になります。説明を受ける前に、次の材料を手元に用意しておきましょう。

  • 手取りの年収、使える貯蓄、住宅ローンなど今ある借入を1枚の紙にまとめる
  • 3つの管理プランのうち、どれを中心に話を聞きたいかを決めておく
  • 家賃保証の見直し・解約・売却時の扱いなど、条文で確かめたい点を書き出す
  • サブリース、修繕積立金、減価償却など、意味があいまいな用語を調べておく
  • 初回は「説明を聞く日」と決め、署名や押印はしない

とくに最後の項目は、説明を受ける前に決めておくほど効き目があります。持ち帰って計算し直す前提を自分の中で固めておけば、説明の勢いに押されて判断を急がずに済みます。検討の時間を取らせてもらえないようなら、その対応も他社と比べる材料のひとつになります。

数字を読む前に、動画で全体像をつかむ

ここまで見てきたように、費用の名目やプランの違いは文字だけで追うと混乱しやすい部分です。用語に慣れていない段階では、先に耳と目で全体の流れをつかんでから資料の数字を読むほうが、理解が早く進みます。

JPリターンズでは「動画で学ぶ資産形成」として、動画で不動産投資の考え方に触れられる入口を案内しています。公式サイトでも、会社紹介やオーナーインタビュー、社員インタビューの動画が公開されています。面談や資料請求の前に、まず動画で会社の方針と投資の考え方を確かめておくと、後で費用の説明を受けたときに質問を絞り込みやすくなります。視聴の申し込みに対象条件がある場合は申し込みページで案内されるため、自分が当てはまるかを先に確認してください。

ポイント
  • 動画は会社が発信する情報なので、デメリットやリスクの説明があるかも意識して見ます
  • 見ながら気になった用語や数字をメモしておくと、面談での質問リストになります
  • 動画で関心が深まったら、資料で費用の内訳とプランの条件を確認します

JPリターンズの会社情報や、ネット上の評判の傾向については次の記事で整理しています。

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よくある質問

Q. 賃貸管理の手数料はいくらですか?

公式サイトには具体的な金額の記載がなく、プランと物件によって条件が変わります。契約前に担当者から書面で提示を受け、年額に換算して家賃収入と比較してください。

Q. 家賃保証があれば空室でも安心ですか?

空室時の収入は補われますが、保証賃料は実際の家賃より低く設定されるのが一般的です。また、保証賃料が将来にわたって固定されるかどうかは契約内容によります。免責期間の有無も含めて条文で確認しましょう。

Q. 途中でプランを変更できますか?

賃貸管理代行と家賃保証の切り替えは可能とされています。ただし条件やタイミングは契約内容によるため、事前に確認が必要です。

Q. 保険は必ずその会社で契約しなければなりませんか?

同社は保険代理店事業を持っていますが、火災保険をどこで契約するかは基本的に選べます。複数社の見積もりを取って比較する余地はあるため、条件を確認してみましょう。

Q. 中古物件は修繕リスクが高くないですか?

築年数が経過した物件では設備の更新が必要になる場面が増えます。だからこそ設備保証オプションのような仕組みが用意されています。修繕リスクをどこまで自分で持つか、費用を払って移すかという設計の問題です。

Q. 提示された入居率の数字は信用していいですか?

会社が公表している数値は集計時点と算出方法によって変わります。いつ時点の数字か、どう算出しているかを確認したうえで参考にしてください。数値そのものより、金融庁の注意喚起にもあるとおり、自分の資金計画が成り立つかを軸に判断することが大切です。

JPリターンズの動画の案内を確認する

まとめ

JPリターンズの仕組みは、中古の区分マンションを仕入れてリノベーションし、販売後は自社で管理まで担うという一貫した流れが軸になっています。賃貸管理は家賃保証プラン・賃貸管理代行プラン・収支重視プランの3つが案内されており、空室リスクを自分で持つか、費用を払って移すかで選ぶ形です。

手数料の具体的な金額は公式サイトに記載がないため、契約前に書面で提示を受け、年額に換算して検証することが欠かせません。家賃保証を選ぶ場合は、保証賃料の見直し条件と解約の条件を条文で確認する。この2点を押さえれば、後から「聞いていた話と違う」となる事態はかなり減らせます。

費用やプランの説明をいきなり受けるのが不安な方は、まず動画で会社の考え方と不動産投資の基本を確認しておくと、その後の検討を自分のペースで進めやすくなります。

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