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マンションナビの特徴と使い方|マンション売却の一括査定を比べる前に知りたいこと

出口戦略・売却

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投資用に持っているワンルームを手放したい、あるいは自宅のマンションを住み替えのために売りたい。そう考え始めたとき、最初に悩むのが「どの不動産会社に声をかけるか」です。1社だけに相談すると、提示された査定額が妥当なのか判断する材料がありません。かといって、複数の会社を一軒ずつ回るのは時間も手間もかかります。

そうした場面で使われるのが、一度の入力で複数の不動産会社に査定を依頼できる「一括査定」です。その中でも「マンションナビ」は、マンションの売却・購入に関する情報を扱うサイトで、公式サイトではマンション専門の売却一括査定として案内されています。運営はマンションリサーチ株式会社です。

この記事では、マンションリサーチ社の公式サイトで確認できた内容だけを根拠に、マンションナビの仕組み、利用料、向いている人と向いていない人、そして複数の会社から連絡が来るといった注意点を整理します。査定額は不動産会社ごとに異なり、実際に売れる価格や売却できる時期を約束するものではありません。売却の判断材料のひとつとして読んでください。

ナビ助
ナビ助
売ると決めてなくても、いまの価値を知っておくのは大事だよ。まずは仕組みと注意点を一緒に見ていこう!

マンションナビとは?サービス概要

マンションナビ

マンションナビは、マンションリサーチ株式会社が運営する不動産情報サイトです。公式サイトでは、全国のマンション取引データをもとにした価格相場の閲覧、売却シミュレーター、そして売却の一括査定といった機能が案内されています。一括査定は、戸建てや土地ではなくマンションに絞ったサービスとして説明されています。

サービス名 マンションナビ(マンション専門の売却一括査定)
運営会社 マンションリサーチ株式会社(東京都千代田区神田美土代町5-2、2011年4月設立)
利用料 無料(公式サイトのよくある質問に「お客様に費用が発生することはありません」と記載)
査定を依頼できる会社数 1回の依頼で最大9社(売却査定は最大6社、賃貸査定は最大3社)
提携する不動産会社 全国3,150店舗超(公式サイトの表記)
主なデータ 約3.8億件のマンション事例データ(公式サイトの表記)

公式サイトには、10年以上の運営実績を持つ不動産情報提供サイトであること、運営事務局に不動産実務の経験者が在籍していることも書かれています。ただし、これらは運営会社自身の説明です。

国土交通省の不動産情報ライブラリでも、実際の取引価格を調べることができます。査定額を見る前に公的なデータで相場感をつかんでおくと、各社の数字を落ち着いて比べやすくなります。

マンションナビでできること

マンションナビには、一括査定のほかにもいくつかの機能があります。公式サイトで確認できたものを順に紹介します。

複数社への一括査定

物件の所在地、面積、築年数などを入力すると、条件に合う不動産会社が選ばれ、まとめて査定を依頼できます。公式サイトの案内では、査定結果は不動産会社から数日以内に希望の方法で届くとされています。届いた査定額や提案内容を比べて、気に入った会社があれば次の段階に進む、という流れです。

マンション名で調べる価格相場と簡易査定

マンション名を入力すると、その建物の売買価格相場が自動で算出される機能があります。公式サイトによれば、この相場は過去の売出事例などをもとに、不動産仲介の市場で3カ月程度で販売できると見込まれる価格を機械的に計算したもので、室内の状態といった個別の要因は考慮されていません。実際の価格と大きく離れることがある、とも明記されています。あくまで目安として使うものです。

1st.査定(不動産会社に連絡しない査定書)

会員向けの機能として、不動産会社に連絡せずに自分専用の査定書を作成できる「1st.査定」があります。公式サイトでは、同じマンションの販売事例や近隣の類似マンションの事例がわかる査定書をメールで受け取れると案内されています。「まだ不動産会社と話す段階ではない」という方は、ここから始めるのも一つの方法です。

ポイント
  • 査定の依頼は1回の入力で最大9社(売却は最大6社)
  • 利用料は無料と公式サイトに記載されている
  • 査定を依頼しても、売却を進める義務はない

マンションナビの料金・費用

公式サイトのよくある質問には、一括査定サービスは無料で利用でき、査定の依頼やサイトの利用でお客様に費用が発生することはない、と書かれています。

ここで押さえておきたいのは、「無料」なのは査定を依頼する段階までだということです。実際に売却が成立した場合は、売買契約を結んだ不動産会社に対して仲介手数料などを支払うのが一般的です。国税庁のタックスアンサー(No.3202 譲渡所得の計算のしかた)でも、仲介手数料は土地や建物を売るために直接かかった費用である「譲渡費用」の例として挙げられています。

段階 費用の考え方
査定の依頼 無料(公式サイトの記載)
売却が成立したとき 契約した不動産会社への仲介手数料などが別途必要になるのが一般的。金額や条件は会社ごとに確認
売却益が出たとき 譲渡所得に対する税金がかかることがある。取得費や所有期間などで変わる

手数料は取引の内容で変わるため、媒介契約の前に各社へ総額の目安を確認しておくと安心です。

マンションナビの無料査定の内容を見る

マンションナビを使うメリット

マンションに絞っているので、物件に合う会社を探しやすい

公式サイトでは、マンションの売買に強い不動産会社を全国3,150店舗超と提携していると説明されています。ご所有のマンションの条件に合った会社を紹介する仕組みなので、自分で一社ずつ調べる負担が減ります。戸建てや土地が中心の会社にあたってしまう、といったミスマッチを避けやすい点は、マンション専門ならではの利点です。

一度の入力で、複数の査定額を並べて比べられる

1社だけの査定では、その金額が高いのか低いのかを判断できません。複数の会社の査定額と根拠を並べることで、査定額の幅と、各社が参考にした取引事例の違いが見えてきます。金額の高さだけでなく、なぜその価格になったのかという説明が丁寧かどうかも、会社選びの大切な材料です。

相場データを先に確認できる

マンションナビは、取引事例のデータを公開しているサイトでもあります。査定を依頼する前に、同じマンションや近隣の事例をおおまかに把握しておけます。相場を知らないまま営業担当者の説明を聞くと、高い査定額を出されたときに判断がぶれやすくなります。事前に目安を持っておくことは、それだけで交渉の土台になります。

マンションナビの特徴を公式サイトで見る

ナビ助
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いいところだけじゃなくて、気をつけたい点も次で正直に書くよ。ここを読んでから申し込むか決めてね!

マンションナビのデメリット・注意点

注意
  • 複数の不動産会社から連絡が来る
  • 査定額の高さと、実際の売却価格は別
  • 売却しない人には向かない
  • 投資用物件の扱いは、申込時に確認が必要

複数の会社から連絡が来る

一括査定の性質上、依頼すると複数の不動産会社から電話やメールで連絡が来ます。公式サイトでは査定結果が数日以内に届くと案内されており、短い期間に連絡が集中することがあります。仕事中に電話に出られない方は、連絡方法に希望を入力できるか、入力画面で確認しておきましょう。

査定額が高い会社が、よい会社とは限らない

公式サイトの解説にも、査定額は高ければ正解ではないとあります。契約を取るためにあえて相場より高い査定額を示し、その後に値下げを提案される、というケースがあるためです。査定書に載っている近隣の取引事例をもとに「なぜこの事例より高いのか」を質問し、根拠を説明できる会社かどうかを見ましょう。

売却を考えていない人には向かない

マンションナビの一括査定は、売却や住み替えを検討している人のためのサービスです。「いまの資産価値だけ軽く知りたい」という段階で一括査定を使うと、不動産会社からの連絡だけが増えてしまいます。その場合は、前述の価格相場の機能や1st.査定のほうが合っています。

投資用物件の扱いは、申込時の確認が必要

公式サイトの一括査定は、分譲マンションを対象にした説明になっています。投資用として所有している区分マンションが対象になるかどうか、入居者がいる状態でも査定を受けられるかは、公式サイトの案内だけでは細かく確認できませんでした。申込フォームで物件の利用状況を選ぶ項目があるかを見て、不明な点は運営事務局への問い合わせで確かめてください。なお、一棟のマンションや戸建て、土地の査定は、同サイト内の別の入口が用意されています。

マンションナビの申込条件を確認する

評価されやすい点・気になりやすい点(編集部の整理)

ここからは、公式情報と一般的な知見をもとにした編集部の整理です。利用者の声を紹介するものではありません。

評価されやすいと考えられる点

  • マンションに絞った一括査定なので、物件に合う会社を探す手間が減る
  • 査定依頼の前に、公開されている相場データで目安をつかめる
  • 会員向けに、不動産会社へ連絡しない査定書の作成機能がある
  • 利用料が無料で、売却する義務もない

気になりやすいと考えられる点

  • 複数社からの連絡に対応する時間と手間がかかる
  • 査定額は各社の見立てで、成約価格とは異なる
  • どの会社が紹介されるかは、物件の条件によって変わる
  • 投資用・入居中の物件に対応するかは、公式の説明だけでは判断しにくい

他の売却方法との比較

マンションを売る方法は、一括査定だけではありません。代表的な3つの方法を、一般的な特徴で比べてみます。会社ごとの条件は異なるため、あくまで考え方の整理として見てください。

方法 特徴 向いている場面
一括査定(マンションナビなど) 複数社の査定額と提案を一度に集められる。連絡が複数社から来る 会社選びから始めたいとき。査定額の幅を知りたいとき
1社に直接相談 やり取りが少なくて済む。比較材料は少ない すでに信頼できる担当者がいるとき
不動産会社による買取 会社が直接買い取る。仲介より価格が低くなることが多いが、早く現金化しやすい 売却時期を急ぎたいとき

仲介と買取の違いは、不動産投資の仲介と買取の違いを比較した記事で詳しく整理しています。

不動産投資の仲介と買取の違いを徹底比較|出口戦略で損しない選び方
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申し込み・利用の流れ

公式サイトで案内されている基本の流れは、次のとおりです。

  1. マンションの所在地、面積、築年数などの物件情報と、連絡先を入力する
  2. 入力した内容をもとに、条件に合う不動産会社が選ばれる。査定を依頼したい会社を選んで申し込む
  3. 確認メールが届く
  4. 不動産会社から、希望の方法で査定結果の連絡が届く(公式サイトでは最短翌日からと案内)
  5. 査定結果を比べる。売却を進めたい会社があれば、媒介契約などの次の段階へ進む

査定の方法には、現地を見ずにデータで算出する「机上査定」と、担当者が室内を確認する「訪問査定」があります。机上査定は手軽ですが、室内の状態は反映されません。具体的な金額を知りたいときは、訪問査定を受けるのが一般的です。

査定の後に媒介契約を結ぶときは、契約の種類や期間、手数料の条件を書面で確認してください。宅地建物取引業法に基づく規制の概要は、国土交通省の宅地建物取引業法のページに掲載されています。

失敗しない選び方のコツ

投資用のワンルームを手放したい方

投資用物件の売却では、ローンの残りの金額と売却価格の関係が最初の確認点です。売却額がローン残高を下回ると、差額を自己資金で補う必要が出てきます。査定額が出たら、残高と手数料、税金を差し引いた手残りで考えましょう。また、入居者がいる状態で売るのか、退去を待つのかによって、買い手の層も価格の見え方も変わります。売却のタイミングについては、ワンルーム売却のタイミングを解説した記事も参考になります。

ワンルーム売却のベストタイミング|損しないための出口戦略
ワンルームマンション投資において、「いつ売るか」は「何を買うか」と同じくらい重要な判断です。売却のタイミングを誤ると、数百万円単位で損失が出ることもあります。出口戦略(売却計画)を購入時点から持っておくことが、ワンルーム投資の成功率を大きく...

住み替えで自宅を売る方

自宅の売却では、買い替え先の購入時期との兼ね合いが重要です。売る時期が遅れると、新居の支払いと重なることがあります。国税庁のマイホームを売ったときの特例には要件があるため、当てはまるかどうかは事前に確認してください。

まず価値だけ知りたい方

売るかどうかが決まっていない段階では、いきなり一括査定を依頼せず、価格相場の確認や1st.査定から始めるほうが負担は小さくなります。売却を決めてから一括査定に進めば、連絡への対応も落ち着いてできます。

査定結果を見るときの共通ポイント

査定額の根拠になっている取引事例、売り出し価格の提案、売却にかかる期間の見通し、担当者の説明の分かりやすさの4点を、各社で比べましょう。金額が突出して高い会社があれば、その理由を質問してみてください。納得のいく説明が返ってくるかどうかが、判断の手がかりになります。

よくある質問(Q&A)

Q. マンションナビの一括査定は本当に無料ですか?

A. 公式サイトのよくある質問では、一括査定サービスは無料で利用でき、査定の依頼やサイトの利用で費用は発生しないと案内されています。売却が成立した後の仲介手数料は、契約した不動産会社との間で別に発生します。

Q. 査定を依頼したら、売らなければなりませんか?

A. 売却を進める義務はありません。公式サイトにも、査定額に納得できない場合や会社との相性が合わない場合は、無理に進める必要はないと書かれています。

Q. 何社に査定を依頼できますか?

A. 1回の依頼で最大9社まで紹介されます。内訳は、売却査定が最大6社、賃貸査定が最大3社です。実際に紹介される会社数は、物件の条件によって変わります。

Q. どんな不動産会社に依頼できますか?

A. 公式サイトでは、大手の会社から地域に詳しい会社まで、マンションに強い会社が参画していると案内されています。物件の所在地や条件に合わせて、対応できる会社が紹介されます。

Q. 投資用の物件でも査定できますか?

A. 公式サイトの一括査定ページでは、投資用物件の対応について詳しい記載を確認できませんでした。申込フォームで物件の利用状況の項目を確認し、不明な場合は運営事務局に問い合わせて確かめる方法があります。

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マンションナビはこんな方におすすめ

  • マンションの売却や住み替えを具体的に検討していて、複数社の査定額を比べたい方
  • 不動産会社を自分で探す手間を減らしたい方
  • 査定を受ける前に、相場データで目安をつかんでおきたい方
  • 売却するかどうかは、査定額を見てから決めたい方

反対に、売却の予定がまったくない方、複数の会社からの連絡が負担になる方、すでに相談する会社が決まっている方には、一括査定は向いていません。その場合は、価格相場の確認機能や、信頼できる1社への相談から始めてください。

まとめ

マンションナビは、マンションリサーチ株式会社が運営するマンション専門の売却一括査定です。公式サイトの案内では、利用料は無料で、1回の依頼で最大9社の不動産会社に査定を頼めます。査定を依頼しても売却する義務はなく、相場データや1st.査定といった、会社に連絡しない形の機能も用意されています。

一方で、複数の会社から連絡が来ること、査定額と実際の売却価格は別であること、投資用物件の扱いは申込時に確認が必要なことには注意が必要です。査定額の高さだけで会社を決めず、根拠と手残りの金額まで比べることが、納得のいく売却につながります。

マンションナビ

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